さぼり筋改善トレーニングで、からだが訴える不調(関節痛、首・肩こり、自律神経症状、慢性症状など)を根本から改善していく、関節をボキボキしない姿勢改善専門の整体院です
京都市右京区西京極西衣手町18-2
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2025/06/01
膝が痛い!原因と対策方法  

健康のためにウォーキングをする事は非常に良いことです。

でも、普段運動習慣がないから健康のためにと思って始めたり、整形で受診したら歩くことを勧められて、いざやってみたら膝を痛めてしまったという方もおられるでしょう。

膝を痛めてしまって結局歩くことを断念し、運動しなくなってしまったというのはよくある話です。


では、膝が痛くなったら、あなたならどうしますか?

・しばらく様子を見る?

・湿布を貼る?

・膝をマッサージする?

・整形で痛み止めの注射を打ってもらう?


じつは、これら4つは対症療法なので一時的に痛みが消えても再発する可能性は十分あります。

なので、根本改善にはなりません。


膝を痛めないためには?と言ったら、よく太ももの前の筋肉を鍛えてくださいと整形の先生でもリハビリの先生でもよく話されることです。

しかし、それだけじゃ足りません。

根本改善するなら、付け加えることがあります。

それは、内転筋やハムストリングを鍛えることです。この筋肉がサボって弱っていると、太ももの前の筋肉に負担がかかりすぎてしまい、悪い意味でさらに硬くなってしまい膝の痛みの原因になってしまいます。

なので、太ももの前の筋肉を鍛えるのも大事ですが、内転筋とハムストリング(特に内側)を鍛えることも膝を痛めないように根本改善していく秘訣なのです。

歩行やランニング、スクワットはお尻の筋肉、足の前と後ろの筋肉がメインに働いて鍛えることは可能ですが、日常生活で足の内側の筋肉はあまり使われていないので、内転筋や内側ハムストリングだけは別で鍛えて使える筋肉にしていく必要があるのです。


内転筋の役割

内転筋は股関節を軸にして、太ももを後ろに動かすことと太ももを内側へ動かす作用があります。

内転筋は膝の前を支える太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の力をサポートするのですが、これがサボってしまうと大腿四頭筋だけが働かせられてしまって、前述した悪い意味で硬くなってしまいます。

そのため、股関節周りの筋肉・そけい部(股関節のつけ根)に炎症が起きて痛みや動かしづらさを引き起こす症状を発症することもあり、膝の内側を痛めたりもしてしまいます。

また、内転筋がサボるとハムストリングが頑張り過ぎて疲れて硬くなることで、内転筋とハムストリングともに動きが悪くなってしまい、太ももの外側の筋肉が頑張り過ぎることで膝に痛みがでてきます。

あと、膝のO脚や尿漏れの原因にもなってしまいます。


ハムストリングの役割

ハムストリングは股関節を軸にして、太ももを後ろに動かすこと、膝を曲げるときに働きます。

ハムストリングは膝の後ろを支える働きがあり、膝の動きは単に曲げる伸ばすだけではありません。ねじれの動きが少しあることで膝は正常な動きになるのですが、これがサボってしまうとねじれの動きがなくなり、単なる曲げ伸ばしの動きになってしまうことで膝の軟骨をすり減らす要因にもなってしまいます。膝の前側と太ももの外側の痛みの原因になってしまいます。

ストレッチで太ももの後ろを伸ばす方法がありますが、ストレッチだけではなく内転筋を鍛えることでも余計な緊張度を下げることができて柔軟性をUPさせることもできます。


最後に、簡単な膝のサボり筋判別方法として、膝を伸ばしたときに痛い場合は内転筋の働きがサボっていて、太ももの前の筋肉(特に外側)、ハムストリングが頑張りすぎて硬くなっている状態です。

反対に、膝を曲げたときに痛い場合は内側のハムストリングの働きがサボって、太ももの前の筋肉(特に真ん中の筋肉)、股関節と膝関節の外側をつないでいる筋肉が頑張りすぎて硬くなっている状態です。

膝の痛み、違和感を根本的に改善したいのなら、ピンポイントでサボり筋を働かせて膝関節が正常な動きができるようにしていくことが痛み症状が戻ってこない方法です。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

糸井中国整体術

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