さぼり筋改善トレーニングで、からだが訴える不調(関節痛、首・肩こり、自律神経症状、慢性症状など)を根本から改善していく、関節をボキボキしない姿勢改善専門の整体院です
京都市右京区西京極西衣手町18-2
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2022/05/01
こんなとき、あなたならどうしますか?  
突き指をしたら、あなたならどうしますか?

1.何もせずにそのまま痛いのを我慢する?
2.痛めた所の指の関節を引っ張る?
3.すぐに冷やしてそのまま様子をみる?

1つめは、程度がどうであれ、冷やさずにそのまま放置はダメです。
2つめは、指の関節を引っ張るのは絶対にやってはいけません!
3つめは、冷やすのは正解ですが、じつはこのあとどうするかです。
指がパンパンに腫れてきた、激痛になってきてから受診しますか?
受診するタイミングに迷うところかと思います。

私の考えなのでご参考までに。
突き指をした場合でもレントゲンを撮ることをおすすめします。
競技中や子どもの場合なら部活など運動時になってしまった場合は特にです。

なぜかというと、私の次男坊が中学でラグビーをやっていて、約10日ほど前ですが右手親指を冷やしながら帰ってきました。
どうした?と聞くと、タックルの練習をしていたときに指がどうなったのかはわからないまま痛めてしまったようです。アドレナリンが出ていて痛みに鈍感になっていたのか?
本人はただの突き指と思っていましたし、私が診た感じでも腫れはそんなにないし、じっとしていても痛みが強いわけでもなく、曲げ伸ばしすると痛みはある状態でしたが、3日後に公式試合があるため、念のため整形外科へレントゲンを撮りに連れて行きました。

レントゲンを撮る前の診察では、先生も靱帯を損傷しただけかなと思われたようです。
しかし、レントゲンを撮ってみると、なんと右手親指第二関節の基節骨に線が入っているではありませんか!
そうです、ヒビが入っていて、骨折と診断されました。
念のため受診して正解でした。
3週間固定することになり、初めてのスタメンで出られる公式試合に出られなくなってしまいましたが「仕方がない、試合はあきらめよう」と言うと、次男坊は「お父さんが理学療法士で良かったわ」と言っていました。
このように、腫れがそんなになくても、痛みが強くなくても、ただの突き指と思っていたら骨折していたり、靱帯が切れている可能性もあるので、指の関節を引っ張ることは絶対にやらないようにしてください。

そして、足の捻挫や高齢者がバランスを崩して尻もちをついたというアクシデントでも、骨折や靱帯の部分断裂のリスクがあるということを知っておいてください。
骨折や靱帯が切れたら、すぐにパンパンに腫れる、激痛があるとは限りません。
特に骨粗鬆症がある高齢者の方は要注意です。
足をぐねって捻挫だけかと思っていたら足の骨が折れていた。
バランスを崩して尻もちをついたら、尾てい骨を骨折していたり、背骨の圧迫骨折をしていたなど。

例をあげると、私が病院勤務していた頃、訪問リハビリの利用者様で自宅で尻もちをついたけども特に痛みもないから大丈夫と言われていました。
しかし、尾てい骨に違和感がいつもあるという訴えが出てきたため、受診してレントゲンを撮ってもらったところ、尾骨骨折をしていました。

もう一つの例は、ゴルフでラウンド中、濡れた芝で足を滑らせてしまい尻もちをつくと同時に手の平で地面をつきました。
その後、肩に痛みが出てきたため受診されたところ、肩の靱帯を部分断裂されていました。

骨折は痛みを感じる折れ方と痛みを感じにくい折れ方があるので、痛みの程度だけで骨折しているかを判断するのは難しいと思います。
靱帯は部分的に切れていても痛みはありながらもなんとか動かせるので、まさか切れているなんて思いません。

お客様からご相談いただいたときに「念のためレントゲン撮ってください」と提案し、受診されたら折れてました、切れてましたという報告をいただくことがあります。
また、受診を渋って、なかなか症状が良くならないから受診したら、やっぱり折れていた、切れていたということもありました。
たかが突き指、捻挫、尻もちと思ってしまいそうですが、予期せぬ事がありますので気をつけていただきたいと思います。

今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。

糸井中国整体術

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