さぼり筋改善トレーニングで、からだが訴える不調(関節痛、首・肩こり、自律神経症状、慢性症状など)を根本から改善していく、関節をボキボキしない姿勢改善専門の整体院です
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2020/12/01
お酢を摂るとからだは柔らかくなるの?  
今月はタイトルにも書きましたが、誰もが耳にしたことがあるお酢の効果。
今でもこの説を聞きますが、本当にからだを柔らかくする効果があるのか?について書いていきます。

からだを柔らかくしよう、または短期間で柔らかくしようと思ってお酢を摂ったことありませんか?

体が硬い人には気になる話だと思いますが、結論から言うと残念ながら、お酢を摂ってもからだは柔らかくなりません(>_<)

科学的な根拠もありません。

では、お酢を摂るとなぜからだが柔らかくなるという説になってしまったのでしょうか?
お酢でからだが柔らかくなるという説には諸説あるようです。

そのひとつが、料理のときに肉を柔らかくするためにお酢を使いますよね。
お酢の主成分である酢酸にはタンパク質やカルシウムを変性させて柔らかくする効果があります。
「お酢で肉などが柔らかくなる → からだの柔軟性も高まる」という発想になったのだと思われます。
骨付き肉のさっぱり煮や魚の骨がお酢でやわらかくなったりしますが、あくまでも調理上の話であって、ヒトのからだの柔軟性にはなんの関係もありません。

じゃあ、からだを柔らかくする一番の近道は?というと、ストレッチを継続することが一番の近道です!
私の長男を例に挙げると、小学生の頃から体がめちゃくちゃ硬い息子は中学からラグビーを始め、現在も高校でラグビーをしています。体が硬いとケガもしやすくなるので、股関節を中心にストレッチをするように散々言ってたのですが、痛い、ツライでなかなかやろうとしませんでした。しかし、今年8月頃から突然自主的に股関節のストレッチを2種目だけやり始め、最初は足を開脚して体を前に倒すストレッチでは、足を90°に開脚するのもやっとの状態で体を前に倒すなんて無理でした。それから毎日かかさずやった結果、足を開脚して体を前に倒すと胸が床に着きそうなところまで柔らかくなってきました。スマホを見ながらの「ながらストレッチ」ですが、現在も継続してやっています。幸い、スクラムを組む最前列ど真ん中のハードなポジションですが、大きなケガをすることもなくラグビーを楽しんでます。

毎日たくさんの種類のストレッチをしても継続できなければ、からだの柔らかさは得られません。

1種目だけでも毎日お風呂あがりに30秒すると決めて、ハードルを下げて継続するほうが間違いなく早く柔軟性は得られます。

時間に余裕がある日は種目を増やしたり、時間をいつもよりかけたりすることで、からだを柔らかくする目標は達成しやすくなってきます。

初めから高い目標を決めてしまうと続かなくなるので、お風呂上がりの体が温まっている30分以内に20〜30秒を目安にやってみてください。

 

では、お酢はからだにどんな影響を与えるのでしょうか?

お酢の主成分である酢酸は体内に入るとクエン酸に変化します。クエン酸には血管の拡張や血行の改善、疲労回復をより早める効果があります。

いままでの説では、疲労物質である乳酸が溜まることで筋肉が硬くなり、そのぶん柔軟性は落ちるので、お酢を摂ることで「乳酸」を取り除き、筋肉の凝りや緊張、張りといった症状を改善する働きがあると言われていました。つまり、「もともと持っている柔軟性を回復させる」という意味では、「お酢がからだを柔らかくする」というふうに解釈もできます。

しかし近年、乳酸が疲労の直接的な原因ではないことが明らかにされてきており、むしろ、乳酸は私たちのからだにとってプラスの働きをするエネルギー源であることがわかってきています。


お酢の摂取は、直接的に関節や筋肉を柔らかくすることにはつながりませんが、疲労の回復を促進してくれるもので、健康によいものであることは間違いありません。

あなたが持つ本来の自然治癒力を発揮できる状況を作り出してくれるので、うまく活用していくようにしたいものですね。

お酢の摂り方には少々注意が必要です。

お酢には酢酸成分あり、多少なりとも物を溶かす力はあります。
歯の表面のエナメル質を溶かす力もあるくらいです。また、胃腸の弱い方は酢酸成分が胃腸を刺激して荒らしてしまうので胃痛の原因になってしまうこともあります。
間違っても原液で飲まないように!
基本的に料理で使ったり、多めの炭酸や水で割るなどして摂るようにしてください。

今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。

糸井中国整体術

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