さぼり筋改善トレーニングで、からだが訴える不調(関節痛、慢性症状、首・肩こり、自律神経症状など)を根本から改善していく、関節をボキボキしない姿勢改善専門の整体院です
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2026/01/31
太ももの内側の筋肉「内転筋」が使えていないとどうなる?  

今月は、股関節と太ももの内側をつないでいる筋肉「内転筋(ないてんきん)」について書いていきます。

太ももの内側の筋肉が弱かったり硬かったりして使えていないと、骨盤や体幹のみならず、からだ全体の歪みや循環不良、老化が進んでしまいます。
疲れてるからゆっくり休みたい気持ちは分かりますが、慢性症状で困っている、将来ヨボヨボせずに動けるように予防しておきたいと思っているなら、おろそかにしないほうが良い筋肉です。
まだ大丈夫ではなく、もういまから始めたほうが、あのときやっておけば良かったと後悔しなくてすみますよ。

では、「内転筋」を使えるようにするとどう変わるのか?を紹介していきます。
内転筋は、骨盤の恥骨および坐骨から大腿骨の内側と膝関節の内側まで付いている筋肉で、恥骨筋・長内転筋・短内転筋・薄筋・大内転筋という5つの筋肉で構成していて骨盤を安定させる役割があります。
主に脚を内側に寄せる働きがあり、恥骨筋(ちこつきん)・長内転筋(ちょうないてんきん)・短内転筋(たんないてんきん)・薄筋(はっきん)の4つは股関節を曲げると同時に内側に寄せるときに働きます。
大内転筋(だいないてんきん)だけは股関節を伸ばして(脚を後ろに引いた状態)内側に寄せるときに働き、5つの内転筋の中で一番大きな筋肉です。
内転筋は普段意識して使うことは少ないのですが、歩いたり、立ち座り動作、立位・座位姿勢保持といった日常動作の中で、脚や骨盤を安定させて動くためにとても重要な筋肉です。


使えているかどうかの簡単なセルフチェックは、

・片足立ちをしてみて、からだがグラグラとふらついてしまう。

・椅子に座り、両脚をそろえ、内ももに力を入れてしばらく脚を閉じた状態にします。このとき、脚を閉じ続けられない、内ももが疲れる場合は、内転筋がうまく使えていない状態です。


重要な筋肉にも関わらず、なぜ使えなくなってしまうのか?

それは、日常生活の習慣が大きく影響しています。

そのひとつが、座りすぎによる影響。日本人は、世界で一番座っている時間が長い人種です。

長時間座りっぱなしでいると、股関節はほとんど動かさないために固まりやすくなります。

さらに内転筋(特に大内転筋)が伸びたままの状態で、使う意識がおろそかな状態で日々くり返されることで気づかないうちに使えなくしてしまっているのです。

また、足を組むクセも要注意で、骨盤を歪ませて、片側の内転筋ばかりに負担をかける状態を自ら作り出して使えなくしてしまっています。

歩いているときにも内転筋が正しく使えていないことで歩行動作に現れてきます。

ガニ股歩行、内股歩行、腰が反っている、腰が丸くなっている姿勢で歩いていることです。つまり、腰、股関節、膝関節に負担をかけ続けている状態になってしまいます。

これは、姿勢を支えるために必要な筋肉同士の連携、バランスが崩れているために起こり、結果的に歪み、痛みの原因になってしまいます。

例えば、腰痛がなかなか改善しない場合は、内転筋の働きが低下していることも十分に考えられます。


内転筋が使えていないことで起こるデメリット
【 内転筋が弱い場合 】
・骨盤を支える力が弱まって安定しにくくなり、骨盤が前へ倒れたり(反り腰)、後ろへ倒れたり(腰が丸くなる)、下腹がぽっこりお腹の姿勢になってしまいます。
・脚の内側で支える力が不足していると、歩いたり、立ち座り動作、立位・座位姿勢保持といった日常動作で、股関節や膝関節などの正常な関節の動きや姿勢保持がむずかしくなり、歪みの原因になってしまいます。
・内転筋が使えていないと、太ももの外側の筋肉が働きすぎてしまい、結果として脚の外側が張りやすくなり、太く見える原因になってしまいます。
・女性の場合、骨盤の大きさの影響もうけて、膝が外側へ向きやすくなり、日常の歩き方や立ち方次第ではO脚傾向が強くなり、脚のラインが崩れやすくなったり、変形性膝関節症や尿漏れの原因にもつながります。
・男性の場合も、尿漏れや前立腺手術後の機能低下による排せつ系トラブルにつながります。

【 内転筋が硬い場合 】

・股関節の柔軟性が低下し、脚をスムーズに動かしにくくなります。

・股関節の可動範囲が狭くなり、脚が開きにくい、閉じにくくなります。

・骨盤が後ろに傾きやすく、姿勢が丸まりやすくなります。

・歩いているとガニ股になりやすいです。


内転筋は日常生活で使われにくいため、硬くて弱い筋肉になっている方も多いです。


内転筋を使えるようにするヒントとしては、なんとなく動かすのではなく、意識して使うようにすることです。
内転筋が弱い場合は、内転筋に意識を向けて、軽めに力を入れることから始めて筋力をつけていくことが必要になります。
内転筋が硬い場合、硬くて弱い場合は、ストレッチなどで柔軟性を高めてから、内転筋を動かすようにすると良いですよ。

椅子に座って、膝の内側にクッションなどを挟んで膝の内側同士でギューッと押し合うことで、股関節を曲げた状態で太ももの内側を働かせる内転筋(恥骨筋・長内転筋・短内転筋・薄筋)の運動。
あお向けに寝て、両膝を立てて、つま先を内側に向けて、足の裏または踵で床をしっかり踏み込んでからお尻をゆっくり持ち上げることで、股関節を伸ばした状態で太ももの内側を働かせる内転筋(大内転筋)の運動。
太ももの内側に刺激を入れることで、立位・座位姿勢、立ち座り動作、歩行動作での脚の安定感は少しずつ変わっていきます。
ストレッチだけ、マッサージや揉むだけで終わってるようでは症状を緩和させているだけで、本当の意味で改善にはならないということです。

そして、症状があるうちは毎日続けることが改善の近道です。
やったりやらなかったりが、なかなか改善しない取り組み方です。

内転筋が使えない状態は、腰、股関節、膝関節だけにとどまらず、全身の歪みや痛み、日常のなんでもない動作に影響を与えます。
さらに、尿漏れなどの排せつ系トラブルといったデリケートな部分にまで影響を与えてしまいます。
排せつ系トラブルは骨盤底筋の機能低下だけでなく、内転筋が使えていないことでも影響があることを頭の片隅にでも置いておいてください。

今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。

2026/01/01
痛かった「頚椎症」の症状が治りました!  

先月のブログで「頚椎症」になってしまったことを書きました。

その後の経過ですが、自宅でのセルフケアと週1回のリハビリ通院で症状が消えました。
ただ、頚椎に出来た骨棘や椎間板の消耗は、過去に首や背骨をボキボキ鳴らす整体でメンテナンスをしていた影響と日常の動きや姿勢の影響、加齢の影響もあって出来た変形なので治りません。

なので、セルフケアは今までよりもかかせなくなりました。


診断された名称は「頚椎症性神経根症」で発症したときは本当につらかったです。

顔を上に向けたり、左右に向けたりすると首から肩までズキッと激痛が、腕から指先まではズキンそしてビリビリとした神経症状に苦しめられました。

足で例えるなら、きつい坐骨神経痛みたいな感じでしょうか。

体を酷使する人に限らず、日常生活の何気ない習慣が原因で発症することがあり、特に症状を感じないから「自分には関係ない」と思っていると突然やってくるので、決して他人事ではありませんよ。

それは、スマホやパソコンを見るといった日常生活にかかせない習慣が影響しているからです。


初期症状は、肩甲骨の内側や背骨のすぐ横、首の後ろから肩や腕、指先にかけての痛みやしびれ、肩甲骨周囲が凝った感じといった症状です。

首を後ろに反らすと痛みやしびれが強くなりますし、顔を横に振り向くのでも痛みが出ます。唯一、顔を下向けるのは症状がほとんどありません。

車の運転も左右確認がつらかったですし、私はバイクにも乗るので、ヘルメットの重さがかかるだけでも症状が増してきたので乗ってられませんでした。

こうしたつらい症状は、単なる「肩こり」や「寝違え」だと思ってしまう方も多いのではないでしょうか?

この症状を放置すると、筋力低下や神経麻痺など、さらに重い症状につながって手術を勧められてしまう可能性もあるので、楽観視しないほうが良いですよ!


では、今回このような激痛症状が出て私の場合どうやって治したか?

気になりますか?
気になる方は読み進めてください。



通院リハビリは、クリニックの診療体制上、週1回(リハビリ実施時間20分)しかリハビリ枠が取れませんでした。

なので、メインとなる治療は自宅でのセルフケアがすごく重要となってきます。


自宅でしていたことは、就寝時の姿勢としては症状が落ち着くまでは枕は高くし、悪い方の腕が下がらないように上腕と脇の間にまくらなどを挟むなどして痛みを緩和させていました。
頭が沈み込む柔らかい枕は、頚椎症性神経根症を悪化させてしまうので気をつけたほうが良いです。


ここからセルフケアについて書いていきます。

さぼり筋改善トレーニングは、肩甲骨の中から脇の下の肋骨に付く前鋸筋、肩甲骨の内側から胸椎の上の方に付いている菱形筋、腕の後ろにある上腕三頭筋を意識して力を入れることを毎日していました。

3つの筋肉を動かした所要時間は約2分くらいで、朝昼晩と時間をみつけては毎日実施していました。
頭の重さを支え、首の土台になる肩甲骨周囲の筋肉がサボっていると首の筋肉が頑張りすぎてしまうので、土台となる肩甲骨周囲筋を働かせて首の筋肉が頑張りすぎないように負担軽減させるための運動です。
硬くなっている首の筋肉をストレッチや揉んだりして緩めるだけでは、症状や姿勢が戻ってしまうのを防ぐ目的もあります。


首の筋力強化については両手の平を後頭部に当て、顎を引いて頭を後へ手の平で押し合うようにして、首の前を支える筋肉を鍛えました。

さらに右手を右の側頭部に当てて、頭が動かないように手と頭を押し合うようにし、左側も同様にしました。

あとは肩甲骨の動きを良くするために肩を上下に動かしたり、胸を張ったり縮めたり、肩だけをグルグル回す運動。
もうひとつは背骨、特に胸椎をストレッチポールを使って反らしたり、手の平を後頭部に当てて胸を左右に捻るように動かして胸椎の捻れの動きを良くする運動をしました。

頭板状筋、斜角筋、胸鎖乳突筋(耳の後下方)小胸筋などの筋肉を押圧して緩めることもしましたが、さぼり筋改善トレーニングで筋肉を動かし、肩甲骨および胸椎の動きを良くする関節運動をメインにしていました。
あとは、症状がだいぶ落ち着いてから思いついたのが、少し長めのバスタオルを首に巻いて頚椎カラー(むちうちになると首を動かさないように固定する白い輪のやつです)の替わりにしてみました。
そしたらこれが結構効いたのか?痛み・しびれ症状が日ごとにだんだん消えていき、巻き始めてから約2週間後には若干あるかな?というくらいまで消えて、ヘルメットをかぶっても辛くなくなりました。

そして、顔を上に向けても痛みや腕の外側にビリビリ走っていた神経症状も完全に消えてしまったため、リハビリ卒業しても良いかどうかの診察を受けた結果、頚椎症性神経根症の治療終了の診断をしていただくことができました。


症状の程度によりますが、私の症状は発症から約2ヵ月で、痛み止めの薬と首の牽引はやらず、自ら積極的な運動療法のみで症状を改善することができました。
みなさんにお伝えしたいのは、軽い症状と思ってからだのケアを後回しにしたり、セルフケアをやったりやらなかったりで頻度が少ないと、からだに蓄積される負担のほうが多くなってしまい、なかなか症状改善しません。
そして、からだの健康予防に対する考え方も年齢を重ねるごとに変えていかないと、関節をボキボキ鳴らしてメンテナンスを続けていると、私のからだのように骨の変形や関節が不安定になって壊れてしまいます。
みなさんにもそうなって欲しくない思いもあって、私がボキボキ整体をしない理由でもあり、さぼり筋改善トレーニングを提供する理由でもあります。
海外でも日本でも、整形外科学会が推奨する治療は運動療法です。それにはエビデンスがあるから推奨されています。
ボキボキ整体は、年齢を重ねるごとにからだに負担がかかりますし、神経、血管、関節を傷つけるリスク、さらには血栓が飛んで脳梗塞を発症させてしまうリスクが潜んでいることもあるので気をつけてください。

今月のブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。

糸井中国整体術

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