明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、2021年最初のブログは、お腹の緊張度と腰痛の関連性について書いていきます。
結構、お腹の緊張が高い方が多いように思います。
そして、お腹の緊張が高いとき、便秘気味になっていることもあります。
ただ、便秘じゃなくてもストレスがお腹にきて緊張が高くなることもあります。
腰痛になる原因は様々です。
その中でも、お腹の緊張が高くなる原因として、
・腹筋運動を日常的にやっている
・慢性的に咳をしている
・便秘気味
・精神的ストレスを感じやすい
上記のような状態が続くと腹筋には知らないうちに硬くなる部分ができてしまい、押して触ったときにはじめて痛みに気づくことが多いです。
お腹に原因がある場合は、腹直筋、腹斜筋、腸腰筋といった筋肉や筋膜を緩めないと改善できません。
よく見られるケースとして、生活習慣やストレスなどに関わるもので、腸内に溜まってしまった便が臓器を介して圧迫されて痛みが出るケースです。
硬い便が大腸に溜まっていくと隣接している子宮やその他の臓器、筋肉はもちろんのこと、神経も圧迫し、腰痛、腹痛、子宮の痛みなどを発症することがあります。
お腹でも特に下腹部の大腸(お腹の左側にあるS状結腸、お腹の右側にある盲腸の近くの回盲部)には腹直筋、内・外腹斜筋、腰痛と大きく関係のある腸腰筋があります。
そしてこの場所は、便秘によるいきむ動作で腹筋にすごい力をかけてしまうので緊張が高くなりやすく、ひどい場合は筋肉のしこりができてしまうこともあります。
また、腸内環境の乱れで便秘になるほか、腸内にガスが溜まりすぎる症状も、腰や背中が圧迫されて痛みの原因になることもあります。
直腸が圧迫されることで便秘、腰痛、下肢のしびれを発症することもあります。
このような場合の腰痛は腰に原因はなく、お腹の筋肉に原因があるので、腰を揉んでも、ゴキッ!と鳴らしても改善はしません。
ただ、お腹に痛みが出ない場合もあるので要注意です。
腰だ腰だと思い込んで腰痛がなかなか改善しない方、じつは思ってもいない場所に原因が隠れているかもしれませんよ!
お腹のケアも大事なので、一度調整してみてはいかがでしょうか?
今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。