坐骨神経痛とは?
原因は?
症状は?
腰痛として感じる場合、足全体が痛む場合、太ももやすね、膝の裏など部分的に痛みを感じる場合もあります。
多くの場合、最初は足や腰の違和感から始まり、次第に痛みや痺れを感じるようになってきます。
・腰から足にかけて、痛みや痺れ、だるさがある
・足に張りがあり、ピリピリとした感じがある
・歩くたびに足腰の片側に痛みがある
このような症状があったら、坐骨神経痛かもしれません。
腰や足に痛みや痺れを感じたら
症状が軽いうちなら、筋トレやストレッチなどで改善できるときもあります。
仕事で同じ姿勢をとり続ける方、長時間のデスクワークをする方は、休憩時間にストレッチや可能であれば30分に1回くらいは立ち上がって筋肉を動かすなど、負担がかかりやすい腰の筋肉の緊張をほぐすようにしましょう。
坐骨神経痛は放置していても症状が緩和することはありません。
痛みのピークが過ぎるまで安静にしていても、何も対策しなければどんどん悪化してしまいます。どのくらいで治る?
もちろん個人差はあります。
痛みのピークも差があり、だいたい3日~1週間くらいといわれています。
また、坐骨神経痛は再発することがあります。
痛みがなくなったからと足腰に負担をかけていると、再発することがあるので注意は必要です。
坐骨神経痛の時にやってはいけないこと
長時間座り続けることは避けましょう。
長時間座ることで、腰の筋肉のコリが強くなり、坐骨神経をより圧迫することになってしまいます。
症状がきつい時に、重いものを持つ、激しい運動をする、スクワットをするなど、変な体勢で無理をして腰に負担がかかることは避けましょう。
予防は?
坐骨神経痛を予防するには、筋トレ(極端な痛みがない場合)やストレッチが効果的です。
坐骨神経を圧迫する腰の筋肉のコリをとることが、坐骨神経痛から解放されることにつながります。
坐骨神経痛のときにできる筋トレやストレッチは部位によっていろいろあります。
筋トレ
でも、お尻の筋肉を鍛えることも大事ですが、特に股関節を曲げるときに働く腸腰筋のトレーニングをするのが重要と思っています。
軽度の坐骨神経痛であれば筋肉をつけることである程度改善することができます。
ストレッチ
腰椎椎間板ヘルニア、頸椎椎間板ヘルニア、首や腰の痛みで有名な診断名ですね。
今月は、その椎間板(ついかんばん)について書いていきます。
椎間板の役割
椎間板はなぜ弱るの?
椎間板ヘルニアを放っておいたらどうなるの?
膝や腰の痛みは気になるけど、「通院するのが面倒…」「人工関節の手術は避けたい…」そんな気持ちもあって毎日欠かさず飲み続けている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
サプリメントを飲んで症状が良くなった、改善されたのなら、その方にとって満足のいく効果が得られたのであれば良いサプリメントかもしれません。
骨盤底筋群のトレーニング効果が表れる目安は、約1ヵ月〜8ヵ月くらいと言われています。
約3ヵ月くらいから、効果が徐々に出始めると言われているので長い目で取り組む必要があります。
ただし、骨盤底筋群のトレーニングは重りを使って負荷を加えることができない場所なので、過酷なトレーニングはできません。
自分の意思で発揮する筋肉の収縮力のみでしか鍛えられないので、トレーニング回数を増やしたからといって短期間で劇的に改善する方法はありません。
そして、骨盤底筋群のトレーニングは始める年齢によっても効果と期間は大きく違ってきます。
早い年齢で始めれば、より早く効果が表れます。
一般的に筋肉は使わなければ、加齢と共に衰えてしまいます。
活動量が多い若年層であれば衰えは感じにくいですが、活動量が少なくなりやすい中年層から高齢層は筋肉に力を入れる意識がなければ、知らず知らずのうちに衰えてしまうので効果の実感まで長期間かかってしまいます。
筋肉は、トレーニングをすることによって機能が上昇したり維持できたりする一方、トレーニングを止めると衰えてしまいます。いかに自力で意識をして継続することが大事になってきます。
なので、毎日欠かさずできれば言うことなしですが、なかなか難しいですよね。
大事なことは、骨盤底筋群に力が入っている感覚を意識することです。
今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
1月1日に公開するはずだったブログが公開できていなかったようです。
12月に女性の骨盤底筋群について書きました。
1月最終日ですが告知通り、男性の骨盤底筋群について書いていきます。
骨盤底筋群は、女性の産前産後に深く関係している筋肉なので、男性の場合は女性ほど気にしなくても良いように思ってしまいそうですが、じつは男性も骨盤底筋群を鍛えるほうが良いです。
男性の骨盤底筋群は、女性とは少し構造が違います。
恥骨から肛門にかけて骨盤の底にある筋肉の集まりのことをいい、自転車に乗るときにサドルに当たる部分は女性と同じです。
男性の場合この筋肉群は、尿道を取り囲むペニスの下の部分と肛門の周りを取り囲んでいて、内臓、膀胱や直腸などを本来あるべき位置に収まるように骨盤の底から支え、姿勢を保ったり、排泄のコントロールをする役割をしています。
男性の骨盤底筋群も自分の意思で動かすことのできる骨格筋という筋肉に分類され、腕や足の筋肉、腹筋や背筋と同じように、鍛えると強くなる性質があります。
男性の骨盤底筋群が弱くなるとどのようなことが起こるのか?
「疲れやすい」「疲れがとれない」という不調を抱えている男性は少なくありません。
疲れなどの体調不良の原因は様々ありますが、骨盤底筋の衰えが原因の可能性もあります。・ポッコリお腹、代謝の低下
骨盤底筋群の衰えは、尿もれを悪化させる他に膀胱以外の臓器にも、余計な負担をかけてしまいます。
特に排泄機能に負担がかかると、日々の活動量が減少するのと合わせて代謝も低下する悪循環になってしまいます。
代謝量の低下は太りやすくなったり、老廃物が溜まりやすくなってしまうため、下半身がむくみやすくなってしまいます。
また、からだのそれぞれの部位は細いけども下腹だけぽっこりしている人も少なくないと思います。
これは前述したように、骨盤底筋群で支えなければならない臓器が移動してしまい、下腹の太りの原因にもなってしまいます。
食べ過ぎだけを気をつけるのではなく、骨盤底筋群の衰えにも注目してみましょう。
骨盤底筋群を鍛えることで下腹、下半身痩せが見込めるうえに、代謝の上昇も期待できるので、ダイエットの際にはアプローチする部位のひとつとして考えても良いでしょう。
・尿もれ・便失禁
骨盤底筋群が衰えてしまうと、膀胱や直腸を正常な位置で支えることができなくなり、頻繁に尿漏れをしてしまう可能性があります。
ゴルフの素振りや仕事中のちょっとした力みで尿もれをしてしまう可能性があります。
尿もれだけでもかなりのショックを受けるのに、さらに便失禁の可能性まであります。
骨盤底筋群は、肛門括約筋の開閉にも深く関係しているので衰えると排便コントロールが難しくなってしまいます。
尿もれや便失禁は、高齢になってからの悩みだけではなく、じつは働きざかりの中年層にも多いトラブルなのをご存じでしょうか?・前立腺がんの合併症
男性が発症するがんの中で非常に多いのが「前立腺がん」です。
いつ誰が発症してもおかしくない前立腺がんは、治療中や治療後に生じる合併症も悩みの種となっています。
それが、尿もれや勃起障害(ED)です。
手術や放射線治療により、前立腺周辺の神経や筋肉が傷ついてしまい、排泄コントロールの障害や勃起障害(ED)をきたしてしまいます。
この合併症を改善する方法として、骨盤底筋群を鍛えることが推奨されているのをご存じでしょうか?
定期的に継続して骨盤底筋群を鍛えることで、排泄障害や勃起障害の改善が見込め、骨盤底筋群はホルモン分泌にも大きく関わる精巣にも関係しています。
骨盤底筋群が正常な働きをすることで、精巣も正常にホルモン分泌ができるようになります。
その精巣から放出されるアンドロゲンというホルモンは、前立腺がんや前立腺肥大にも関係しています。
骨盤底筋群は、男性に必要不可欠な多くの機能を支えている筋肉群なので、鍛えておくほうがからだへの負担はなにかと軽減されます。
男性不妊には先天性と後天性のものがあり、先天性の原因は様々な遺伝的要因や発育段階で受けた影響等で性機能不全になるものです。
性機能不全とは、性的欲求や性的興奮とその最高潮などが減退、欠如する状態をいい、勃起障害や射精困難などがあります。
改善、軽減することは可能!
上記症状は、骨盤底筋群のトレーニングを取り入れることで改善、軽減させることができます。
トレーニングは、座ったまま、寝ながら、立ちながらでもできます。
力が入っている感覚として、大便を切る感覚、ペニスを持ち上げる感覚、尿を押し出す感覚があれば上手くできています。
骨盤を前に突き出すような動きは間違いです。骨盤は前に突き出さないようにして骨盤底筋群に力を入れてください。
・座ったままトレーニング
どんな椅子でも構いませんが、お尻が沈み込んでしまうような座面が柔らかい椅子ではなく、座面がしっかりしている椅子の方がやりやすいです。
椅子に深く腰かけ、背もたれにしっかり背中をつけます。
両手は真っ直ぐ下におろしたままで良いですが、慣れないうちは骨盤底筋群に力が入っているのを確認するために、ペニスの付け根の下(一般的な呼び方では蟻の門渡りと言われる場所です)を触れながらやるとわかりやすいです。
姿勢を正して、肛門からペニスの付け根の下、尿道へと徐々に力を入れます。
下から上に引き上げるように、5秒から10秒程度かけて引き締めていきましょう。息はゆっくり吐きながら骨盤底筋群に力を入れます。
不慣れな間は、回数よりも骨盤底筋群に力が入っているか意識するのが重要です。
慣れてきたら、5秒から10秒程度×10回、10回を1日のうちに10セットというように、少しづつ回数またはセット数を増やすようにして1日300回を目安にこなせると良いでしょう。
・寝ながらトレーニング
仰向けに寝て両膝を軽く曲げ、肩幅程度に足を開きます。
骨盤底筋群に力が入らず、お腹だけがへこんでいないか、お尻の筋肉だけが硬くなっていないか確認してください。
・立ちながらトレーニング
足を肩幅程度に開きます。腕は上げていても、下ろしていても構いません。
姿勢を正し、肛門から男性器にかけて力を入れていきます。全体に力を入れるというよりは、肛門からペニスを持ち上げていく感覚で力を入れていくことを意識してみてください。
テーブルや手を乗せられる台みたいなものがあれば、テーブルに両手を着き前かがみ気味で同じトレーニングを行うのも良いでしょう。
不慣れな間は、尿もれや放屁など排泄系トラブルが出る場合があるので、電車内や会社内では慣れてコントロールが出来るようになってからするのが良いでしょう。
先月よりも長くなってしまいましたが、自分の意思で動かせる筋肉で、男性も上記症状の悩みを改善できるなら、毎日の習慣としてやる価値は十分にあると思います!
継続は力なり!
今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
骨盤底筋群は男女ともにある筋肉で、特に女性の方にはよく知られていると思います。
今月は、女性の骨盤底筋群に関することについて書いていきます。
骨盤底筋群とは?
骨盤底筋群が弱くなるとどのようなことが起こるのか?
尿もれを予防するトレーニングは?
1.仰向けに寝て、足を肩幅に開いて、両膝を軽く曲げて立てます。
2.次に5秒程度、尿道、膣、肛門を取り囲んでいる筋肉全体を締めるのですが、息を吐きながら、特に膣を締める意識を持ってください。胃の方向に引き上げるようなイメージで締めます。
このような力の入れ方は間違い
あお向けで寝ると、首、肩、腰は特に体重の負担が集中する部位です。
なぜ寝起きに腰が痛くなるのか?
あお向けで寝ると、腰は寝ている間に体重の負担を受けやすい部位なので、体重が集中することで腰まわりの筋肉は緊張してしまい、疲労物質や痛みの原因物質が溜まってしまいます。
そのため、寝起きの際に腰が痛くなってしまうので、マットレスの性能は睡眠時の腰の痛みに大きな影響を与えます。
寝起きに腰の痛みがない方は適度に寝返りを打っているので、寝返りを打つことで姿勢が変わり睡眠中の腰への負担が他の部位に分散されます。
2.眠るときの寝方
あお向けやうつ伏せ、横向きといった同じ姿勢で長時間寝ると、腰に負担がかかりやすくなります。
あお向けで寝ると内臓の重さが常に腰に負担をかけてしまいます。
横向きで寝ると左右のどちらかに負担をかけてしまうので、骨盤は歪みやすくその結果、腰痛が起こりやすくなってしまいます。
そして、腰に一番負担をかける寝方がうつ伏せです。
うつ伏せで寝ると、重力で内臓の重さの影響を受けて腰が反ってしまうため、腰痛が起こりやすくなってしまいます。マットレスが合っていないところで書きましたが、体重過多で寝返りが打ちにくい柔らかいマットレスを使用していると、寝ている間の腰への負担はかなり大きくなるので、寝起きの腰の痛みは生じやすくなってしまいます。
寝起きの際の腰痛対策
寝起きの際の腰痛を軽減するにはどんなことに気をつければ良いのでしょうか?
1.からだのために性能の良いマットレスを使う
マットレスには多少の硬さが必要です。柔らかいマットレスはふかふか感があって気持ち良いのですが、衝撃や重さを吸収するので反発力がなく寝返りが打ちにくいです。
しかし、硬いマットレスは反発力があるのでスムーズに寝返りが打てます。つまり、寝返りの少ない人が柔らかいマットレスを使用すると、寝起きの腰の痛みが強くなってしまいます。
そこで、寝返りの少ない人へのオススメは、硬めの高反発マットレスが良いでしょう。適度な硬さが反発力になって、スムーズな寝返りをサポートしてくれます。
ただし、寝心地は硬いので「柔らかいほうが良い」という人には合わないです。
柔らかいマットレスの方が良いという方には低反発マットレスが良いでしょう。
低反発マットレスは「体圧分散性」に優れているのが特徴で、特定の部位に集中する体重を全身に分散させることで、負担を軽減させる性能があります。
2.寝る姿勢に気をつける
マットレスの種類と合わせて考えないといけませんが、寝る姿勢を作るのも重要です。
寝る姿勢で一番良くないのは、うつ伏せで寝ることです。うつ伏せで寝ることで腰椎が過度に伸展する(腰が反ってしまう)ために痛みが出やすくなってしまいます。
また、あお向けで寝るのも、腰椎が伸展しやすいからだの状態の場合は注意が必要です。あお向けで寝る場合は、膝の下にクッションを入れることで股関節が少し曲がるのに合わせて腰椎も少し屈曲するので腰痛予防に効果を発揮します。
横向けで寝る場合は、ほとんどの方が自然に膝を少し曲げるので腰椎を軽く屈曲するため痛みが出にくい姿勢を作ることができます。しかし、寝返りが打てずに長時間横向けで寝てしまっては、左右のどちらかに負担をかけ続けてしまうので、肩や腰に痛みが生じてしまいます。
3.冷えの対策をする
そこで、くすぐったい場所でもなく、くすぐるような刺激でなくても「くすぐったい」と感じてしまうことについて書いていきます。
じつは、これらの場所には触覚のセンサーが集中しているので、皮膚感覚が特に敏感な場所なんです。
また、敏感な場所は皮膚が薄く、皮下に動脈が走っている場所も多いため、からだの弱い部位は本能的に外部からの刺激に対して危険部位と認識しているからと考えられます。
施術の際に、くすぐったいと感じる場合は遠慮なく、我慢せずに言ってください。
糸井中国整体術
当院は完全予約制です。夜9時からの施術や土曜、日曜、祝日のご予約、施術もご相談ください。
予約専用電話番号 | 090-1148-5583(2代目院長直通) |
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