足がつってしまう原因
筋肉は過剰に伸びたり収縮したりすると痛めてしまうので、伸びすぎを防ぐ筋紡錘(きんぼうすい)と、ちぢみすぎを防ぐ腱紡錘(けんぼうすい)というセンサーがあります。
その中で、ちぢみすぎを防ぐ腱紡錘の働きが低下すると筋肉が過剰に収縮して、こむらがえりが発生してしまいます。
ちぢみすぎを防ぐ腱紡錘の働きが低下してしまう大きな原因には、ミネラルバランスの乱れがあります。
筋肉の細胞にはカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、水素の各イオンバランスが取れていることで正常な伸びちぢみができます。
カルシウム、カリウムは、筋肉の収縮や神経の伝達をスムースにする働きがあり、この2つのミネラルを調整しているのがマグネシウムです。
特にマグネシウムが不足してしまうと、ちぢみすぎを防ぐ腱紡錘の働きが低下してしまいます。
ミネラルバランスの乱れ以外にも、運動中や就寝中の発汗による脱水でミネラルが失われる、体の冷えによる血行不良も、ちぢみすぎを防ぐ腱紡錘の働きを低下させる原因です。
また、加齢によってもちぢみすぎを防ぐ腱紡錘の働きは低下してしまいます。
年齢を重ねると若い頃よりも運動量は減ってくるため筋肉量が減少し、筋力低下を起こしてしまいます。
筋肉量が減ると筋肉内の血行も悪くなってくるため、疲労物質が排出しづらくなり、就寝中にこむらがえりのリスクが高まってしまいます。
足がつらないようにするにはどうすれば良い?
●水分、ミネラルをこまめに補給
運動中や就寝中は水分不足でこむらがえりが発生しやすくなります。スポーツドリンクなどで水分・ミネラルを補給するようにしてください。
また、就寝前にコップ1杯の水を飲むのも有効ですよ。
●栄養バランスに気をつける
マグネシウム不足は腱紡錘の働きを低下させてしまいます。
マグネシウムは、わかめやひじきなどの海藻類やナッツ類に多く含まれています。
カルシウムは、乳製品や大豆製品、魚介類に多く含まれています。
カリウムは、さつまいもなどのイモ類、バナナやキウイなどの果物に含まれています。
また、疲労を回復させるのに、豚肉やうなぎなどに含まれているビタミンB1、レモンや梅干し、お酢に含まれるクエン酸も摂れると良いでしょう。
●からだを冷やさない
冷えは筋肉を収縮させてしまいます。
夏でもパジャマは長ズボンを選ぶ、足にタオルケットをかけるなどしてください。
●湯船につかる
シャワーだけで済ませるのではなく、湯船につかってからだを温めて血行を良くして、疲労物質を流しましょう。
●空いた時間にストレッチ
仕事で座りっぱなし、立ちっぱなしの方、休憩時間にふくらはぎを伸ばしたりすることも予防になります。
施術してもらったときだけ、たまにしかやらない、やり方が間違っていたら効果は期待できません。
糸井中国整体術
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