さぼり筋改善トレーニングで、からだが訴える不調(関節痛、首・肩こり、自律神経症状、慢性症状など)を根本から改善していく、関節をボキボキしない姿勢改善専門の整体院です
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腰痛の時、コルセットの頼りすぎにはご注意を!

2021/04/01
腰痛の時、コルセットの頼りすぎにはご注意を!
去年の夏、腰椎椎間板ヘルニアで手術を勧められていた高校球児が当院へ施術に来ていました。
その高校球児は鳥取の学校ですが、レギュラーを勝ち取り今春の選抜高校野球に2塁手で出場していました。
1回戦2回戦とも攻守に目立った活躍をしていました。
去年当院に来たときは、歩くのがやっとの状態だった姿をみてるので、1回戦で盗塁を成功させたときは、おーーーーー!!っと、ひとりで盛り上がってました(笑)

さて、今月は腰のコルセットについて書いていきます。
現代人を悩ませる腰痛。どうしてもつらいときは、コルセットが便利ですし、腰痛持ちの人にはかかせないアイテムです。
ただし、腰痛の度合いや生活スタイルに合わせて使用することが大事になってきます。

では、コルセットにはどんな効果が期待できるのでしょうか?
コルセットには、3つの効果が期待できます。
可動性を制限する効果と痛みを緩和する効果、安心感を得られる効果があります。

ぎっくり腰のような急性腰痛の場合、腰に少しでも負担がかかると激痛が生じるため、コルセットで固定することで可動性を制限して痛みの誘発を防ぎます。
コルセットには痛み自体を防ぐ効果も期待されています。それはなぜか?
例えば、からだのどこかをぶつけたとき、ぶつけた所を手でさすったり、押さえたりしませんか?
じつは、痛みに対して圧迫を加えることで痛みを軽減することがわかっています。
また、捻挫をしたときにRICE処置という応急処置方法がありますが、RICEの「C」は「Compression」圧迫を意味します。
痛みが出ているところに圧迫を加えることで痛みが軽減できることが医学上わかっています。
さらに、コルセットを巻くことで安心感を得られる効果もありますが、頼りすぎないことが非常に重要です。
コルセットを巻くことに頼りすぎると腰の筋力低下を招くリスクがあるので、それを気を付けましょう。

コルセットはぎっくり腰などで痛みが出てから使い始める人が多いようです。
しかし、ぎっくり腰にならないために使う予防のアイテムとして使うこともできます。
例えば、重いものを持ち上げるなど腰に負担がかかるとわかっている時に、その負担を減らすために使うことができます。
一度ぎっくり腰になってしまうと2週間くらいは普段通りの動作ができなくなってしまうので、ちょっと手間でも不安のある方は巻くことをおすすめします。
ただし、腰に負担をかける作業が終わればコルセットを外しましょう。頼らないようにしましょう。

注意

つけっぱなしはNG

急性腰痛を緩和することが期待できますが、安心感があるからと1日中コルセットを巻いていると腰の筋肉の筋力低下を招いてしまいます。

なので、腰に負担をかける作業をしないときはコルセットは外すようにしてください。

そして、腰の筋肉を鍛えることを忘れないようにしてください。

予防的にコルセットを使用することに賛否ありますが、腰痛予防のために働かせなければいけない筋肉を動かす体操をすれば筋力低下は防げます。

動かす筋肉は腹横筋と腸腰筋です。

あと、もうひとつやってはいけないことは、コルセットを巻いたまま寝ないでください。

血行不良の原因になってしまい、別の症状が出てしまうので気をつけましょう。

よくある勘違い

・腰痛が治るわけではない
 コルセットは腰痛が生じる動きを制限し、筋肉をサポートするためのものなので、腰痛そのものを治すアイテムではありません。
 あくまでも痛みの緩和をするものであり、腰痛の原因がなくなるわけではないので、放置せずに必ずからだのケアをしてください。
・腰痛ベルトで痩せない
 コルセットは腹部を圧迫して締め付けているので、使用中はウエスト部分が細くなります。
 腹部を圧迫して筋肉や脂肪が上下左右に押されているだけなので、腹部の脂肪がなくなるわけではなく痩身効果はありません。

今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

糸井中国整体術

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