さぼり筋改善トレーニングで、からだが訴える不調(関節痛、首・肩こり、自律神経症状、慢性症状など)を根本から改善していく、関節をボキボキしない姿勢改善専門の整体院です
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2019/12/01
あなたの頭痛のタイプは「緊張型頭痛」ではありませんか?  

頭痛でお悩みのあなた!

頭痛がするとき、どうされてますか?鎮痛薬で耐えてませんか?

症状の程度は様々あると思いますが、できることなら薬には頼りたくないものです。


頭痛にもタイプがあって、その多くは「緊張型頭痛」といわれています。
症状としては、肩や首の筋肉が緊張することで後頭部から首筋にかけて、頭全体を締めつけられるような、はちまきでギューッと締めつけられたような痛みが持続的にでます。
首こりや肩こり、目の疲れや倦怠感を伴うこともあります。
吐き気や嘔吐などの症状はなく、数時間で治まる場合や頭痛が数ヶ月続くなど慢性化することもあります。

この症状の原因は、現代病ともいえるスマホやパソコンなど、長時間同じ姿勢が続くデスクワークなどです。
また、うつ病など心理的なことが原因で「緊張型頭痛」を伴うこともあります。

対処法としては、首や肩を温めて緊張をゆるめて血行を良くする。
ストレッチをする。ストレッチは肩をすくめて落とす動作、頭を右側と左側にゆっくり倒したまま10秒程度止める動作は数十秒でできますし、こまめにできるストレッチです。
場合によっては、心身にストレスを感じている仕事などを一旦中止して早めに気分転換することも一つの方法かと思います。

予防法としては、同じ姿勢で長時間作業をしないようにすること。さきほど書いた、こまめなストレッチは症状を感じていなくても予防して損はありません。
こまめにできない場合は、ちょっとした休憩時間や席を外したときにできると思います。

頭痛といっても原因は様々です。
予防法や対処法を間違えるとかえって痛みが増して逆効果になることもあります。
頭痛くらいと軽く考えられがちですが、ひどくなると生活に支障をきたしたり、命にかかわる病気が隠れていることもあるので気をつけてくださいね!

2019/11/01
眠っているときに足がつった経験ありませんか?  
運動中や夜中眠っているときに足がつった経験ありませんか?
ふくらはぎに突然の激痛で「う〜っ」って動けなくなって数分間耐えたという方や高齢者の方で毎晩足がつって睡眠不足という話も聞いたことがあります。

足がつる、特にふくらはぎに発症したときに「こむらがえり」とも言いますが、ふくらはぎの筋肉が過剰に収縮して、けいれんを起こすことでなってしまいます。これは、ふくらはぎに限らず足の土踏まずや指、太ももなどからだのどこでも起こります。

足がつってしまう原因

筋肉は過剰に伸びたり収縮したりすると痛めてしまうので、伸びすぎを防ぐ筋紡錘(きんぼうすい)と縮みすぎを防ぐ腱紡錘(けんぼうすい)というセンサーがあります。その中で、腱紡錘の働きが低下すると筋肉が過剰に収縮して、こむらがえりが発生してしまうのです。

腱紡錘の働きが低下してしまう大きな原因には、ミネラルバランスの乱れがあります。
筋肉の細胞にはカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、水素の各イオンバランスが取れていることで正常な伸び縮みができます。
カルシウム、カリウムは、筋肉の収縮や神経の伝達をスムースにする働きがあり、この2つのミネラルを調整しているのがマグネシウムです。特にマグネシウムが不足してしまうと腱紡錘の働きが低下してしまいます。
ミネラルバランスの乱れ以外にも、運動中や就寝中の発汗による脱水でミネラルが失われる、体の冷えによる血行不良も腱紡錘の働きを低下させる原因です。

また、加齢によっても腱紡錘の働きは低下してしまいます。年齢を重ねると若い頃よりも運動量は減ってくるため筋肉量が減少、筋肉内の血行が悪くなりがちで乳酸などの疲労物質が排出しづらくなるため、就寝中にこむらがえりのリスクが高まってしまいます。

足がつらないようにするにはどうすれば良い?

●水分、ミネラルをこまめに補給
 運動中や就寝中は水分不足でこむらがえりが発生しやすくなります。スポーツドリンクなどで水分・ミネラルを補給するよう
 にしてください。また、就寝前にコップ1杯の水を飲むのも有効ですよ。
●栄養バランスに気をつける
 マグネシウム不足は腱紡錘の働きを低下させてしまいます。マグネシウムは、わかめやひじきなどの海藻類やナッツ類に多く
 含まれています。カルシウムは、乳製品や大豆製品、魚介類に多く含まれています。カリウムは、さつまいもなどのイモ類、
 バナナやキウイなどの果物に含まれています。また、疲労を回復させるのに、豚肉やうなぎなどに含まれているビタミンB1、
 レモンや梅干し、お酢に含まれるクエン酸も摂れると良いでしょう。
●からだを冷やさない
 冷えは筋肉を収縮させてしまいます。夏でもパジャマは長ズボンを選ぶ、足にタオルケットをかけるなどしてください。
●湯船につかる
 シャワーだけで済ませるのではなく、湯船につかってからだを温めて血行を良くして、疲労物質を流しましょう。
●空いた時間にストレッチ 
 仕事で座りっぱなし、立ちっぱなしの方、休憩時間にふくらはぎを伸ばしたりすることも予防になります。

気をつけていたけども足がつってしまった!!そんなときは!

こむらがえりが発生しても一時的なので、ストレッチをして患部を伸ばしましょう!
座って伸ばす時は、膝を伸ばした状態で手で足の指先を持って、手前に引き寄せるようにしてアキレス腱を伸ばすようにしてください。手が足の指先に届かない方は、立って壁に手をついて、患部側の足を後ろに引いてアキレス腱を伸ばすようにしても良いですよ。ただし、無理に一気に伸ばすと筋肉の繊維を損傷させてしまうので、徐々にゆっくりと伸ばすようにしてください。あと、中途半端な伸ばし方でやめてしまうと患部に痛みが残ることもあるので、くれぐれもゆっくり、しっかりと伸ばすようにしてください。
立っても座っても、ふくらはぎを伸ばすのが難しい方は、ふくらはぎ全体をほぐすようにマッサージをする方法でも良いですよ。
毎晩、足がつってしまって睡眠不足の方は、漢方薬で足がつってしまうのを改善できる方法もありますが、念のため医療機関を受診するようにしてください。特に、胸部で発生した場合には、重篤な病気が潜んでいる場合もあるので気をつけてください。

2019/10/01
遅れてやってくる筋肉痛の謎  

父兄参加型の子どもの運動会に参加したり、久しぶりに運動をすると2〜3日後くらいに筋肉痛がきたっていう経験ありませんか? 

遅れてやってくる筋肉痛と年齢は、結論から言うとじつは関係がないのです。


筋肉痛はどんなときに起こる?

筋肉痛が起こるまでの時間は、運動の種類によっても異なるといわれています。

筋肉痛になるには、収縮している筋肉を伸ばす力(伸張性運動)が必要になってきます。

例えば、手に重い物を持って肘を曲げていく動作(短縮性運動)からゆっくりと肘を伸ばしていく動作(伸張性運動)。力こぶができる筋肉は収縮しようとしているけど、手に持っている重い物の力が働いて、力こぶができる筋肉は伸ばされようと反対に力が加わります。これを「伸張性運動」といいます。筋肉痛のほとんどは伸張性運動でおきます。ほとんどの動作に伸張性運動が生じるため避けることはできません。

 

なんで遅れるの?

筋肉痛が遅れてくる仕組みとしては、筋肉というのは繊維が束になってできたもので、その束は「筋膜」という膜で包まれています。痛み物質が筋膜を刺激することで痛みを感知しているといわれています。炎症が拡がっていき、痛み物質が筋膜に届いてから痛いと感じるため、そこで遅れが生じているのではと考えられています。

筋肉痛の仕組みは完全には解明されていませんが、筋肉にかける負荷が高いほど、筋肉痛が短時間で発生することは分かっています。

つまり負荷が軽い場合、筋肉痛はゆっくりとやってくるので、年齢というよりも「運動習慣」や「筋肉の質」による個人差が大きく影響しているようです。

年齢を重ねると、運動を日常的にしている人でもない限り、筋肉を限界まで追い込むような運動はほとんどしなくなりますよね。

なので、筋肉痛が遅く出てきて当たり前なんです。

加齢によって筋肉痛が遅くなるといわれるのは、運動機会が減ることも原因として考えられています。

 

筋肉痛を軽減・回避する方法はあるの?

ありますよ!

筋肉痛を軽くするには、やっぱり普段からの運動習慣です!

運動前のウォーミングアップや運動直後のクールダウンは、運動中の怪我の予防にはなりますが、筋肉痛を避けることは出来ません。それ以前より少しずつ運動を始めて、身体を慣らしていくことで筋肉痛を軽減、回避することができます。

筋肉痛が遅れてくるようになったと感じるあなた、落ち込む必要はありませんよ!

「普段使っていない」または「普段よりも」筋肉を使ったことで、その痛みが発生しているだけです。

この機会に、からだを動かすことに意識を向けてみてはいかがでしょうか?


2019/09/01
運動会間近! 運動不足とわかっているお父さん、おじいちゃん必見!  
運動会のシーズン到来!!
競技種目も様々で、父兄参加型のリレー種目があると大人も気合いが入ってしまいます。
最近はまだまだ走れる若いおじいちゃんが走っているのを見ることもあります。
でも、そこでよく目にするのは走る種目で足がもつれて転んでしまうお父さんやおじいちゃんの姿 (>_<)
一生懸命がゆえに「あー!!!」っという言葉が、本人と観覧している人達から出てきます。
笑いを取れるかもしれないけど、痛い、恥ずかしい、悔しい、「足が前に出てこーへんねん!」こんなはずでは。。。って、転んだ本人はいろんな思いがでてきますよね?
では、なぜ転んでしまうのでしょうか?

まず挙げられるのが運動能力の低下。
気持ちは動けていた昔のまま、まだ走れると思っているお父さんが多いのではないでしょうか?
運動する時間を確保するのってなかなか難しい方もいらっしゃると思います。
そうなると、使う筋肉も限られてきますし、使われない筋肉は時間とともに衰えていくものです。
ジョギングを毎日しているから大丈夫と思っている方も要注意ですよ!

 

転んでしまう原因は、足を前に持ってくるための筋力と体を支えるための筋力低下です。

ジョギングで発揮する筋力と短距離走で必要なダッシュで発揮する筋力は負荷量が違います。
一歩だけの発揮する筋力でみると、ダッシュは5〜6倍の負荷量がかかるので、ジョギングをしていても足りないんです。
腰椎と骨盤から大腿骨をつないでいる腸腰筋(ちょうようきん)、骨盤の外側から大腿骨をつないでいる中臀筋(ちゅうでんきん)が弱っていると、全力疾走したときに負荷に耐えきれず、結果的に足が上がりきれていない、踏ん張りきれない結果、つま先が地面に当たって転んでしまいます。

もう一つは走る姿勢です。
速く走ろうと体が前に傾き、進めば進むほど体の傾きは大きくなっていき最終的にバランスを崩して足がもつれて転んでしまう、意識だけ先行して足は後ろに残っているパターンです。
スタート直後、体は前に傾いていますが、前に行きたい気持ちが強すぎると、その後もさらに前に倒して進んでしまうためバランスは崩れて転んでしまいます。
陸上競技の短距離選手が走っている姿を思い出してみてください。
スタートした後、体が前のめりになって走っている選手っていないですよね?
体を起こして、ふとももをしっかり上げて走っていますよね?
足だけ置いてけぼりにならないように、体を起こして気持ちと一緒に足も連れて行きましょう!

じゃあ、転ばない対策としては何かあるか?

トレーニングの時間が確保できる方は、散歩、ジョギング、縄跳び、筋トレ、ストレッチ、本番を想定してのダッシュの練習などができます。

けれでも、 仕事が終わって帰宅してからジョギングなど時間を要するトレーニングが難しい方には、通勤や仕事中でも歩くことを意識して実践する、階段を利用する。

本番を想定してのダッシュの練習を5本やるだけでも、ジョギングをするより短時間のトレーニングができます。

トレーニングの時間があるなしに関わらず、ダッシュの練習はしておく方が良いでしょう。

 

年齢を重ねるごとに体は言うことが聞かなくなってしまいます。

普段、運動ができていない方は、怪我を予防する意味でも全力で走らずに7割くらいの力で「参加することに意義がある」という気持ちで運動会に参加してみてはいかがでしょうか?

次の日の仕事に大きな支障をきたすことのないようにしてくださいね!


2019/08/01
「未病」という考え方を意識してみませんか?  

「未病」ってご存じですか?

現代医療の予防医学の原点と言われています。

人の健康状態は、ここまでが「健康」、ここからは「病気」というふうに明確に分けることはできません。

健康と病気の間で連続的に生体的変化がある状態を「未病」といいます。

 

未病には「西洋医学的未病」と「東洋医学的未病」があります。

西洋医学でいう未病は、自覚症状はありませんが、検査値で異常が確認された状態をいいます。

高血圧、高脂血症、高血糖、肥満、動脈硬化、骨粗しょう症、さらにメタボリック症候群も含まれます。

 

東洋医学でいう未病は、自覚症状があり、検査では異常がない状態のことをいいます。

だるい、肩こり、冷え、のぼせ、疲れ、手足のしびれ、めまい、食欲がない、元気がないなど、何となく調子が悪い状態を意味します。

漢方では、血液がよどんでいる状態や婦人病を始めとする多くの不調の原因をいろいろな漢方薬で処方しますが、これも分類すると未病に含まれます。

 

最近、何となく体がだるい、疲れやすい、体が冷える、頭痛や肩こり、めまい、不眠といったからだの不調を感じる自覚症状はありませんか?

もし、このようなからだのサインを自覚しているのに「健康診断の結果は悪くないし、忙しいからちょっと調子が悪いだけ」と思っている方は要注意!

病院の検査で異常がなかったとしても、こうした自覚症状があるということは人によって様々ですが、少しでも調子がよくないと感じたときは「未病」が始まったサインです。

 

「まだなんとか動けるから、そのうちましになるだろう」「なかなか時間が取れない」など、自覚症状を放っておくと治癒するまでに時間がかかってしまいます。

不快に感じながら、動きにくさを感じながら仕事、家事をしていると辛さがどんどん増し、そのうち休まざるを得なくなってしまいます。

休んでしまうリスクを考えると、からだのケアをする時間をつくるほうがリスクは少なくてすみますよね。

健康があっての仕事や家事です。限界まで我慢するのはやめておくほうが良いでしょう。

 

予防医学に関連して、西洋医学的未病にあたる高血圧を例に挙げると、今年4月に「高血圧治療ガイドライン2019」として新しくなったのをご存じですか?

何が新しくなったかというと、数値が細分化されて脳卒中や心筋梗塞などの脳血管系、心疾患系の病気を予防するために降圧目標が示されました。

自分の血圧が正常範囲だと、つい安心してしまいがちですが、実際には正常高値(120〜129/80)や高値高血圧(130〜139/80〜89)、血圧のレベルによっては脳卒中や心筋梗塞などを起こさないわけではありません。

なので、数値を細分化して疾病リスクとの兼ね合いで、いつどのように治療するかを医師が判断するようになっています。

正常高値は、高血圧の一歩手前で注意が必要なレベルの意味です。高血圧予備軍ですが、疾病リスクが高い場合には治療対象になります。

 

このように西洋医学的未病は、研究の成果や医療機器の発達によって検査値に異常があれば、早期発見できるようになってきました。

しかし、東洋医学や漢方では未病は治療対象であるのに対し、西洋医学的未病は異常範囲とされる数値が出ないと明確な治療対象とされないのが現状です。

病気になってからでは改善しない疾患も多く存在しているので、今後は自覚症状のない時期での未病の対応が求められます。 

 

「未病を治す」とは、特定の病気になってから治療を開始するのではなく、普段の生活で「心身の状態を整えて、より健康な状態に少しでも近づける」ことを言います。

運動不足や過食など不摂生な生活習慣は、その積み重ねで次第に病気に近づいていくので「未病」の最たるものです。

生活習慣を改善できれば、生活習慣病、それに続く脳卒中、心筋梗塞などの重篤な病気の発症を未然に防ぐことができ、未病を改善することにつながります。

 

西洋医学でも東洋医学でも、未病や病気を治すためには、どんなに強力な薬を使ったとしても、最終的には自分で治そうとする力、「自己の自然治癒力」は欠かせません。

自覚症状が出始めて、あれ?なんかおかしいなと感じたときには、なるべく早めにケアをすることが健康を取り戻す重要なポイントですよ!


2019/07/01
我慢していませんか?梅雨の時期に多いからだの不調  
ジメジメした梅雨になり心身の不調を感じている方いらっしゃるんじゃないでしょうか?
天候の変化による気圧の差や季節の変わり目の温度差で、心身も反応してしまいます。
これらの主な原因は自律神経の乱れによるものです。
自律神経は内外からの情報や刺激に対して自動的に反応するので、本人の意思とは無関係に呼吸、血液循環、体温調節、消化、排泄、免疫などの機能を無意識のうちに調節しています。

生命維持に欠かせない神経で、からだの働きを活発にする交感神経と、からだを休める副交感神経の働きがバランスを保って体内の環境を整えてくれています。

しかし、不規則な生活、過度のストレスなどでバランスが乱れてしまうと、からだや心に様々な不調、症状が現れます。

 

自律神経のバランスが乱れるとどんな症状が出る?

例えば、こんな症状ないですか?
頭痛、耳鳴り、疲れ目、動悸、息切れ、手足のしびれや痛み、胃の不快感や吐き気、下痢、便秘、肩こり、筋肉の痛み、生理不順など。
これらたくさんの症状が単独あるいは複数重なって現れる、いわゆる「自律神経失調症」というものです。自律神経失調症は正式な病名ではありません。
全身症状としては、めまい、微熱が続く、倦怠感、疲れやすい、フラフラして力が入りにくい、ほてり、食欲不振、睡眠障害(不眠症)、朝起きれないなどがあります。
精神症状としては、イライラする、怒りっぽくなる、不安感や焦り、恐怖感におそわれる、記憶力や集中力の低下、やる気が出ない、悲しくなって落ち込む、人に会うのがめんどうになるなどがあります。

自律神経失調症にはタイプが4つ

子どもの頃からの元々持っている体質が原因(本態性型)
自律神経の調節機能が乱れやすく、病院で検査をしても特に異常が見つからず、日常生活のストレスもあまり関係しません。
体質改善のために食事、睡眠、運動、休息などの生活習慣の見直しが大切です。

心理的影響が原因(神経症型)
自分の体調の変化に非常に敏感で、少しの精神的ストレスでも体調をくずしてしまいます。
感受性が強く、感情の移り変わりがからだに症状として現れます。

日常生活のストレスが原因(心身症型)
日常生活のストレスを無理に抑えることで心身の両面に症状が現れ、自律神経失調症の中で一番多いタイプです。
几帳面で努力家、真面目な性格の人がなりやすいと言われているタイプです。

日常生活のストレスが過度に進行したものが原因(抑うつ型)
やる気が起きない、気分が落ち込むなど、慢性的なストレスの蓄積による「うつ症状」がみられます。
頭痛、微熱、だるい、食欲不振、睡眠障害(不眠症)などの症状も現れます。
からだの症状の陰に精神的うつも隠れているようですが、病院へ行ってもからだの症状改善をするための対症療法しかないため、長期にわたって不快症状に苦しむ方が多いようです。
これも几帳面な性格や完全主義のタイプの方がなりやすいです。

自律神経のバランスを整えるには?

体質、ライフスタイル、性格を見直して改善することが必要です。
症状、タイプによってはカウンセリングなどの心理療法も必要になってくると思いますが、日常生活に気をつけることで自律神経のバランスを整えることもできます。
睡眠をしっかりとる
睡眠は副交感神経が働くため、心身の疲れを取ります。夜更かしが続くと交感神経が働いているので心身へ過剰なストレスを与えてしまい、副交感神経の働きの切り替えがうまくいかなくなってしまいます。
生活リズムを整える
からだには、体温、ホルモン分泌、睡眠などのリズムを整える体内時計があります。生活リズムが乱れると体内時計のリズムも乱れて、自律神経の働きに影響が出ます。起床、就寝時間だけでも規則正しくリズムを維持できるように心がけてください。
適度な運動をする
散歩、ウォーキング、軽めの運動は自律神経の働きを整える効果があります。
リラックスする時間をとる
交感神経の興奮を鎮めるには心身の休息が必要です。音楽を聴く、お風呂に入る、整体をうけるなどリラックスする時間をとりましょう。
食事の栄養バランスに気をつける
ビタミンB群(レバー、魚介、緑黄色野菜、肉、大豆、穀類など)は神経の働きを正常に保つ働きがありますが、強いストレスが続くと急激に消費されてしまいます。
また、ストレスが加わることで、副腎皮質ホルモンというホルモンを分泌して全身の抵抗力を高めます。
この合成に欠かせないのがビタミンC(果物、緑黄色野菜など)で、普段からビタミンCをしっかり摂ることはストレス対策になります。
ビタミンA(肉、卵、魚類など)やビタミンE(ナッツ類、魚介類、穀類、大豆、緑黄色野菜など)も自律神経をコントロールし、症状を緩和させる効果があります。
カルシウム(乳製品、大豆製品、海藻、小魚、葉物野菜など)はイライラを鎮め、不眠解消の効果があります。
バランス良く食べるのはわかっていてもなかなか難しいものです。そんなときは、サプリメントも上手に利用してみて下さい。

からだを整えることは、あらゆるストレスによってガチガチになった心身の状態をゆるめ、自然治癒の効果を「待つ」ということが大切です。もちろん、効果の現れる時期には個人差があります。
しかし、効果の即効性を期待してしまうと、症状の改善が長引いてしまうこともあります。例えば「はやく治らなきゃ」が反対に心理的負担を与えてしまうようなことです。焦らずゆっくり待ってあげてください。
あと、症状を我慢する、放置するは、いざ改善したいと思ったときには長期化してしまう場合もあります。我慢や放置をせずに早めに対処をすることで早期改善が見込めますよ。

2019/06/01
腰痛になってしまう前にこんなセルフケアを!  
腰を痛めない方法、それは「長時間同じ姿勢を続けない」こと!
物の持ち運びなどでからだをよく動かす仕事に限らず、デスクワークや立ち仕事など長時間同じ姿勢が続く方、腰に疲れを感じたときは手軽にできる運動やストレッチで筋肉をほぐして下さい。
硬くなった腰の筋肉をゆるめることが目的なので、力を入れる運動ではなく、筋肉を伸ばすといったリラックスしていくだけのものです。
デスクワークなど、長時間同じ姿勢が続くと筋肉が硬くなり血液循環が悪くなってしまいます。その結果、栄養や酸素が不足し、からだの中に痛み物質が発生するといわれています。
同じ姿勢が続くときは休憩を取ったり、意識的に姿勢を変えたりするなどの対策をおすすめします。特に立っているときよりも座っているときのほうが腰への負担は大きいので注意して下さい。
パソコンに向かう時間が長いと前かがみで座っている状態なので、腰への負担はさらに大きくなります。予防のためにも座りっぱなしではなく、定期的に立ち上がって腰を反らすことをしてみましょう!

デスクワークの方の場合は、立って腰を反らすように!

両足を軽く開き、膝は伸ばしたまま、ゆっくりと息を吐きながら上半身を後ろに反らし、3秒ほどキープしてから戻します。
ここで、腰は急激に反らしすぎないように、ゆっくり動くようにして下さい。

立ち仕事の方の場合は、座って腰を伸ばすように!

ヒールで立ちっぱなしの女性の場合、座っている状態とは逆に腰を反ってしまうことで腰痛を招くこともあります。休憩では椅子に腰掛けて、腰を伸ばして下さい。
椅子に腰掛けて、両足を開いて息を吐きながら、ゆっくり背中を丸めて床を見ながら3秒ほどキープしてからゆっくりもとに戻します。

反動を使ってからだを左右にひねる

立って、両足を肩幅くらいまで開きます。
からだはまっすぐにして、両膝は軽く曲げて、肩と腕の力を抜いて両腕がからだに巻きつくように左右にひねる運動を30秒〜1分くらい繰り返して下さい。
ひねる動作は物を持って運ぶときには腰痛のリスクが高くなりますが、腰の疲れを軽減させる目的でするときは、腰周囲の筋肉が伸ばされてリラックスできる動作です。「物を持っての作業中はからだをひねらない」「リラックス目的の場合は楽にゆっくりひねる」というふうに使い分けましょう!
定期的にするのがコツですよ。

腰痛になりやすい人の特徴として、股関節が硬くて可動域が狭い傾向があります。
お気づきの方や誰かに言われたことがある方は、ストレッチをして柔らかい関節にしていきましょう!
特にお風呂上がりのストレッチはおすすめです!血流が良くなって、からだが温まっているのでやりやすいですよ。
ストレッチをする際には、痛気持ちいい〜と感じる範囲で、息は止めずに吐きながら筋肉を伸ばし、吸いながらからだを戻していくのがコツです。
継続は力なり!コツコツ続けることで、股関節の可動域は拡がり、腰への負担は軽くなっていきます。
股関節周囲の筋肉のストレッチは腰痛予防に効果的です。
腰やのに〜と思いますが、その中でも特に太ももの後ろにあるハムストリングスのストレッチは予防と軽減に効果的なんです。

座ってストレッチをする場合

1.床にあぐらをかいて座ります。
2.右膝だけを伸ばし、からだを前へ倒しながら両手で右足のつま先をつかめる方はつかんで、息をゆっくり吐きながら10秒ほどキープし、右太ももの後ろが伸ばされているのを感じればOKです。
 つかめない方はつま先にタッチするような感じでも良いので、息をゆっくり吐きながら10秒ほどキープし、右太ももの後ろが伸ばされているのを感じればOKです。
3.左側も同様にしましょう。

立ってストレッチをする場合

1.脚を腰幅に開き、右足を半歩前に出します。上半身は胸を張って、背中が丸まらないようにしましょう。

2.胸は張ったまま、左膝が少し曲がるくらいまでお尻を後ろに引いていきます。右の股関節を中心に体幹と右足で「く」の字になるように曲げて下さい。

3.両手を太ももの中央部に置き、太ももの後ろが伸びていることを感じればOKです。太ももの後ろがきつくて背中が丸まってしまう場合は、少しからだを起こしてください。

 

日常生活の姿勢を気をつけるだけでも腰痛予防になるので、実践してみてはいかがでしょうか?


2019/05/01
必見!腰痛からあなたのからだを守る方法  
年齢に関係なく油断禁物なのが腰痛。腰痛は生活習慣の改善やセルフケアで予防と改善ができます。
今月は腰に優しい動きのクセをつけて、腰痛からあなたを守る方法を書いていきます!

物を持ち上げる際は膝を曲げてからだを物に近づけてから!

腰痛になりやすい姿勢の代表例が、膝を伸ばした状態で前かがみになって足元にある物を取ろうとしたときや重い物を持ち上げるときですね。
ついやってしまいがちなこの姿勢は腰への負担が非常に大きいのです。
では、どのようにからだを動かすか?
膝を曲げて十分に物にからだを近づけて、お腹に力を入れながら膝をゆっくり伸ばして立ち上がります。
重い物を持ち上げたり下ろしたりする際は、あごを引いて目線はまっすぐ前に向けて、背中はできるだけまっすぐにして、膝とお尻だけを使ってからだを上下させることがコツです。
重い物を持つときに、顔を上に向けて見上げるような姿勢になる方がいますが、背中や膝を痛めてしまうのでやめておきましょう。

方向転換は腰をねじらず、からだごと向きを変えるように!

物を持ったまま足を動かさず、腰だけをねじる動作は腰に大きな負担をかけてしまいます。
背後の物を取るような動作、物を持って方向を変えるときは、足も一緒に動かしてからだごと向きを変えて正面から物を取るように習慣づけて下さい。

高い所や低い所での不自然な姿勢に注意!

身長より高い所で物を扱うときや狭い場所で物を運ぶときは、一時的に腰を反らせたりねじったりするような不自然な姿勢になってしまいます。
なるべく安定した姿勢で作業ができるように、必要に応じて台を用意したり、周囲を片付けて十分なスペースを確保してから物を運ぶなどといった対策をしましょう。

急な動きは避ける!

寝返り、起き上がり、立ち上がりといった基本動作でも急な動きで腰を痛めることがあるので注意して下さい。
寝返りは両膝を立てて、頭をほんの少し起こしてから向きたい方向にゆっくり寝返りましょう。
起き上がりは横向きの状態から、下になっている肘や手に体重を乗せてから腕の力を利用してからだをゆっくり起こしましょう。
立ち上がりは、両足を肩幅に開いて少し後方に引き、両膝に手をつくかもしくは手すりなどにつかまるか壁に手をつくなどして、お辞儀をするようにからだをゆっくり前方に倒して両足に体重がしっかり乗ってから、ゆっくりと立ち上がりましょう。座るときは立ち上がり動作の逆の順序で、少しお辞儀をしながらゆっくりと膝を曲げていくと良いですよ。

2019/04/01
あっ!腰をやってしまった!どうすれば良い?腰痛の対処方法  
若いから腰痛とは関係ないと思っているあなた!
もしくは健康には人一倍気をつけているからぎっくり腰は大丈夫と思っているあなた!
その考えはやめておいて下さいね!
いわゆるぎっくり腰(腰におきる捻挫の一種)は、若い人でも運動習慣のある人でもなる可能性があるので気をつけてほしいんです!

ぎっくり腰は「急性腰痛症」という正式な名称があります。
痛みの程度は様々ですが、重度の場合その場で立てなかったり、寝返りができないほどの激痛に襲われたりします。
原因は人によって様々で、骨の歪み、腰の筋肉の筋力低下、過度なスポーツによる腰への高負荷など腰に異常なストレスがかかると発症します。
なので、年齢に関係なく十分な運動をしていても、腰への負担が蓄積されると発症する可能性があるので侮らないで下さい。
いま大丈夫な方は、頭の片隅にでもとどめておいて下さい。

では、ぎっくり腰になってしまったらどうすれば良いか?
早めに治療または施術してもらえる所に行くようにして下さい。
ぎっくり腰は痛みの程度によりますが、発症してすぐは痛くても意外と動ける程度の状態もあるので、少し休んで無理をしなければ大丈夫だろうと甘く考えてしまいがちです。
発症した初日にちゃんとした対処ができていないと、痛みの原因となる炎症物質が拡がってしまい状態を悪化させてしまいます。
なので、なんとか動ける初日のうちにちゃんとした対処をすることが、あとの痛みを抑える最善策になります。
もしも、休日や深夜など治療または施術院が閉まっているときにぎっくり腰をやってしまった場合は、自宅で安静にして患部を冷やして下さい。
急性発症は、一般的に痛めてから2日間は炎症物質が出続けるといわれています。炎症物質は冷やすことである程度抑えられるので、ぎっくり腰を発症してしまった時は患部を冷やして下さい。
発症してから2日以降を目安に強烈な痛みが緩和してきたら冷やすことはやめても良いです。
痛みのピークは初日よりも2〜3日目といわれているので、初日はそんなに痛くないからといって冷やすことをサボらないようにして下さい。
急性期の炎症物質は冷やすと収まりますが、温めると逆に拡がってしまう特徴があるので、ぎっくり腰の初期段階で浴槽につかる入浴はやめておきましょう!
入浴は全身の血の巡りが良くなって体温が上がるので、必然的に腰も温まってしまうため炎症物質が拡がってしまいます。清潔さが気になる方はシャワーを浴びる程度にしておきましょう。
筋肉の痛みは温めると緩和するといわれていますが、それはあくまで慢性的な凝りに限られます。「なんか痛だるいなぁ」という痛みの緩和には温めるのが効果的ですが、ぎっくり腰の初期は凝りではなく急性炎症なので冷やして下さい!

安静にする場合の姿勢は、腰に負担がかからないように楽な姿勢をとるようにして下さい。
「両膝を軽く曲げて横向きに寝る」、「仰向けに寝て、両膝を軽く曲げて両膝の下にクッションや座布団を入れる」、「仰向けに寝て、両膝が軽く曲がる程度の低めの台に両脚を乗せる」などの姿勢をとることをお勧めします。
また、痛いからといって安静にしすぎるのも良くありません。痛みが緩和し始めたあたりから、多少の痛みは我慢をして、動かせる部位は動かして治していきましょう!
ぎっくり腰は一度なってしまうとしばらく激痛とお付き合いすることになってしまいます。毎日のお仕事や家事に支障をきたさないためにも、こまめに骨格を矯正したり筋肉をほぐすなどして日頃からケアをしておきましょう。


2019/03/01
骨盤を矯正するとどんな効果があるの?  
自分のからだを鏡で見て、からだの歪みを自分で気づく人は少ないのではないでしょうか?
また、日々のからだのいろいろな不調を感じつつも、その原因が骨盤が歪んでいるからと気づく人はもっと少ないと思います。
今月は骨盤を矯正することでどんな効果があるのかを書いていきますね。

骨盤の歪みは骨盤周囲の神経、血管やリンパを圧迫してしまい循環を滞らせたり、しびれ症状を出したりしてしまいます。

例えば、おなか周りを手で触ったときに、冷えている感じがするのは血流がスムースに循環していない状態(冷え症)になっています。

特に女性は、骨盤内に収まっている子宮や卵巣といった婦人科系にまともに影響を受けてしまうので、生理痛、不妊、便秘、むくみ、腰痛となって出てきます。

このような不調は、矯正することで骨盤周辺の神経、血管やリンパの圧迫がなくなるので、しびれ症状の消失、ホルモンバランスが整う、血流改善といった効果が得られます。

また、骨盤周囲の筋肉も整うので姿勢改善、腰痛のほかにも尿漏れの症状も改善されます。

からだの血流が良くなって冷えが改善され、ホルモンバランスも整うと、からだが本来持っている自然治癒力を引き出すことにつがります。

骨盤を矯正するとこんな効果が!! 

・内臓などの不調が改善
 心肺機能など内科系や婦人科系などの不調を改善できます。
・不妊治療効果
 不妊治療を受けていても妊娠できなかった方が、骨盤矯正した後に妊娠が出来ましたという報告実績が当院にはあります。
 骨盤矯正をされたことで血流改善、ホルモンバランスが整いスムースに妊娠が出来て、その後も不調なく2人目、3人目と子宝
 に恵まれた方もいらっしゃいます。
・産後のメンテナンスで体型の変化を予防
 出産時の女性ホルモンの影響で骨盤が緩んでいるのをそのままにしていると、骨盤が歪んだまま固定化されてしまいます。
 その結果、内科系や婦人科系の体調不良を引き起こしたり、太りやすくなったりといった体型の変化が出てきてしまいます。
 定期的に産後メンテナンスで来られている方は、不調に悩まされることなく子育てに専念されています。

・痩身効果

 姿勢改善と関連しますが、姿勢の改善は新陳代謝も改善されるため、脂肪燃焼効果が上がり、全身はもちろんのこと部分痩せ

 もできます。

 また、無駄のない動きも出来るようになるのでパフォーマンスのアップにもつながります。

・美容効果

 血流が改善されるため、便秘の改善やお肌の調子が改善されます。

・姿勢改善
 猫背の姿勢は年齢よりも老けて見られてしまいがちです。
 丸くなっていた背中が伸びることで胸を張りやすくなり、見た目の改善ができ、痩身効果まで得られます。
 いくつになっても背筋が伸びた自信溢れる女性でありたいですよね。

骨盤を矯正することでこれだけの改善ができれば、からだの悩みはほとんど解決できそうですね!
定期的に骨盤のメンテナンスをされるのも、からだの不調をきたす前に予防する方法ですね。
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糸井中国整体術

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